わが国では、生活水準の上昇に伴い衛生的な生活に対する欲求が高まり、トイレの水洗化が進んできました。また、一般家庭から排出される生活雑排水(台所、風呂、洗濯などの排水)が河川にそのまま流れることで生き物が死滅するなどの問題が起きてきました。

 

そこで下水道の配備されていない地域において単独浄化槽(現在の「みなし浄化槽」)が普及、その後、生活雑排水の処理も可能である合併浄化槽が普及してきました。

 

最近の浄化槽は性能もよく公共下水道と同様に汚水処理の恒久施設と考えられてきています。